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KONTAKT6のパラアウトについて

久々の記事投稿w今回はKonakt6のパラアウトについて説明します♪

前記事にある通り、KOMPLETE 12 ULTIMATEを買ったものの、ストレージ容量不足のために、インストールできず一か月かけて容量確保してインストールw

いざ、使ってみたところ、今回はKontakt6ではなく、Kontaktという名前で表示されるようですね。

GUIもほぼ変わってないので、最初気は付かずKontakt5を使っていましたw

で、やはり、kontakt6は初期状態ではパラアウトできなかったので、いつものパラアウトの儀式が必要でしたwとは言え、手順は過去バージョンと同じなので簡単です。

KONTAKT6のパラアウト設定方法

※主はCubaseを使っておりますが、他DAWについても基本を同じかと思います。

①右上のメニューからOUTPUTを開く


②下にOUTPUTが表示されるので、+ボタンで開くメニューからQuantityを7にしてOKボタン。(2ch×7=14パラ 元の2chがあるので計8ステレオ出力できます)


③Presets/Batch Configurationメニューから▶Save current output section state as default for ▶ All Formatsを選択して変更を保存。


超重要!Kontact6の画面を閉じるだけでなく、DAW上から完全に終了させる。(一度Kontaktを立ち上げ直さないと次の作業ができません。)


⑤Kontact6を立ち上げ直し、フェーダー下のチャンネルが割り振られていない-|-ボタンで設定画面を開き、not connectedを選択してchごとにst2,3,4,5…と割り振っていきます。


⑥全8ch左右それぞれが設定できたらこうなります。(今回AUX専用の出力先も用意されているようです)

⑦ここまでできたらPresets/Batch Configurationメニューから▶Save current output section state as default for ▶ All Formatsを選択して変更を保存。

またも超重要!Kontact6の画面を閉じるだけでなく、DAW上から完全に終了させる。(またKontaktを再起動しないとDAWはパラの割り振りの認識しません)


⑨あとは、CubaseのVSTiラックからKontaktを右クリックして出力を有効を選び、必要なトラックにチェックを入れるだけでパラアウトの完成です。


オマケ

⑨で全出力有効化したことで気付いたんですが、よく見ると、現状でアサインしていないOUT が40個もあるんですよ!びっくりしました。どうもKontakt6は、モノラルで56out、ステレオにしても28chのパラが可能で更にAUXが確保されているみたいなんです。たしかに今までのステレオ8chだとマルチティンバーとしては物足りませんでしたが、この増強っぷりは半端ないですね。この辺りについては、また色々試してから記事にしてみようと思います。

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